6.24.2013

macbook air mid 2013のトラフィックをzPerfで測定してみた話

zperf



スループットの測定って


スループット測定とか言うと、iPerfとかjPerfとかそういうのをすぐに使おうって話になるんだけど、僕はわりと否定的な観点を持っている。

というのも、実際にその通信経路や通信機器を流れるアプリケーションで実効トラフィックを測定してみないと、本当のユーザビリティがはかれないと思うから。



本質は見えないよね


機器の実効スループットは機器ベンダに問い合わせれば詳細な試験結果が返ってくるし、回線のスループットは、帯域保証型ならキャリアに聞けばいいし、ベストエフォート型なら明日は明日の風が吹くってのに、測るだけ野暮ってもの。

だから僕は、仕事でも、試験にperf系のツールを使うことはあんまりない。顧客からの指定があれば別だけど。



とは言っても、よさげなツールをみつけたので


まあでも、たまたまapp storeでフリーのツールで使い勝手がいいperf系ツールを見つけたので、試してみることにした。

クラサバ型で動作するので、速度測定したいクライアント側と、サーバ側にそれぞれこのツールをインストールしておく必要がある。



設定方法


設定は非常に簡単。

まずサーバ側のzperfを立ち上げる。

how to setup zperf  server
server ip addressはあらかじめ入力されているので、Run Serverを叩いておく。

続いてクライアント側。
クライアント側にはサーバのIPアドレスを入力する。
how to setup zperf  client
Test Duration:どれぐらいの秒数で試験をするか
Stats Interval:状態を取得する間隔

上の設定だと30秒間試験をして、5秒ごとに状態が返ってくる。Stats Intervalは5秒だと不安定な感じがしたので、3秒がおすすめかも。



試験してみる


一通りの設定がすんだらRun Clientで試験が開始される。

早速802.11acで試験をしてみた結果がこんな感じ。
macbook air mid2013 802.11ac download
802.11ac Download(macbook air mid 2013)

macbook air mid2013 802.11ac upload
802.11ac Upload(macbook air mid 2013)

せっかくだし、802.11nの試験もやってみた。
macbook air mid2012 802.11n download
802.11n Download(macbook air mid 2012)
macbook air mid2012 802.11n upload
802.11n Upload(macbook air mid 2012)



結果でました!


やっぱ速いっすなあ。802.11ac。
結果のまとめはこちら。
zperf速度測定結果のまとめ


zperfは無料版だとTCPでの試験しかできないぽい。だけどもまあ無料でUIもシンプルで、設定も簡単なツールだからこれで十分かな。

まあでも、やっぱり、このツールでスピードが出たから何?って思っちゃうんだよね。


関連記事のまとめ


こちらに試験やレビューなどをまとめています。
よろしければご覧ください。
AirMac Extreme 2013(ME918J/A)/ Macbook Air Mid2013まとめページ



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